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試合情報

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その他大会

第2回日本・インドネシア友好親善野球大会
日程 : 平成29年11月22日(水)〜12月2日(土)
会場 : インドネシア国バリ州
● 当連盟から選抜選手が参加しました。
現地報道 :
日本報道 :

第2回インドネシア遠征 東都大学準硬式野球連盟選抜チーム
No. 役職 背番号 氏名 投・打 所属 学年 出身校
1 団長   長島 幸雄   連盟理事長   専修大学
2 監督   杉山 智広   連盟理事   日本大学
3 コーチ   浅野 修平   連盟理事   帝京大学
4 学生コーチ 28 奥津 雄太   東海 3 東海大高輪台
5 学生コーチ 26 松原 孝周   亜細亜 2 武南
6 主務   鳩貝 学之   国士舘 4 日野
7 マネージャー   安達 有理   国士舘 3 ふじみ野
8 トレーナー   水上 朱音   帝京 4 西武学園文理
9 トレーナー   冨田 海里   帝京 3 向上
No. 位置 背番号 氏名 投・打 所属 学年 出身高校
10 主将・捕手 10 中村 怜 右投・右打 日本 4 日大鶴ヶ丘
11 投手 21 小菅 涼 右投・左打 東海 4 東海大相模
12   32 鈴木 宏太郎 右投・右打 東海 4 東京学園
13   22 中道 航太 左投・左打 法政U 4 昭和
14   66 阿部 拓磨 右投・左打 専修 3 専大松戸
15   18 奥田 健太 右投・右打 国士舘 3 江戸川
16   17 増野 竣介 左投・左打 國學院 3 國學院栃木
17   16 山下 翔 左投・左打 駒澤 3 成立学園
18   25 渡邉 直輝 右投・右打 駒澤 3 新潟明訓
19   11 小林 正人 右投・右打 駒澤 3 日野
20   33 吉住 翼沙 右投・右打 日本 2 長崎日大
21   47 森兼 望 左投・左打 日本 2 浦和学院
22   52 瀬下 泰世 右投・左打 東洋 2 藤代
23   19 犬山 雄 右投・右打 亜細亜 2 広陵
24   55 柳 秀弥 左投・左打 専修 1 岐阜商業
25 捕手 23 大野 恵和 右投・左打 専修 3 専大松戸
26   20 多田 龍ノ介 右投・左打 東洋 3 高松西
27   12 立石 航己 右投・右打 國學院 3 横浜商業
28 内野手 1 廣瀬 諒 右投・右打 日本 4 日大鶴ヶ丘
29   5 安良岡 将太 右投・左打 日本 4 佐野日大
30   61 竹本 智哉 右投・右打 日本 3 千葉日大一
31   4 加賀 輝 右投・左打 東海 3 東海大相模
32   35 若松 貫太 右投・右打 東洋 3 座間
33   2 南條 拓海 右投・右打 青山 3 日大習志野
34   6 鈴木 将 右投・右打 青山 3 桐光学園
35   14 玉置 大祐 右投・左打 青山 3 厚木
36   9 田中 辰郎 右投・左打 駒澤 3 拓大一
37   51 岩崎 文哉 右投・右打 駒澤 2 市川学園
38   24 五十嵐 健 右投・左打 専修 2 常総学院
39   27 関口 主樹 右投・右打 亜細亜 2 武蔵越生
40   98 土屋 剛 右投・左打 東洋 1 習志野
41 外野手 7 萩原 駿 右投・左打 日本 4 日大二
42   14 冨山 拓海 右投・左打 中大 4 岩国
43   3 桂川 海輝 右投・左打 専修 3 専大北上
44   8 木村 明思 右投・左打 国士舘 3 伊勢崎清明
45   0 指出 大暉 右投・左打 東海 3 東海大浦安
46   31 神 俊恭 右投・右打 帝京 3 上水
47   99 石塚 智陽 右投・右打 日本 2 日大鶴ヶ丘
48   13 若原 笙弥 右投・右打 東洋 2 九州学院
49   15 水野 貴士 右投・右打 亜細亜 2 岩倉
2017年 第2回日イ友好親善野球大会報告書(遠征期間:11月22日〜12月2日)

1.主な活動報告の概要
@ インドネシアクラブチーム4チーム、日本チーム2チーム計6チームの予選リーグ総当り戦を行い、インドネシアクラブチーム1位と日本チームが決勝を行った。加えて、インドネシア選手のベスト9を選出し、Allインドネシアvs Allジャパンのエキシビジョンマッチを実施した。
予選リーグで実力差による間延び、スコールの影響もあり、途中からローカルルールを採用した。日本が5得点したら攻守交代、最後のエキシビジョンマッチでは、日本の守備時は6アウト、攻撃時はワンストライクからスタートで2アウト交代を適用し、意外にも緊迫したゲームであった。
A 毎試合終了後に対戦相手チームとの野球教室を1時間ほど実施した。
B 試合会場の隣の広場にこどもたち(小学生・中学生)が野球ごっこをしていただので、突撃野球キャラバンを実施し野球指導した。
C 大会終了後に小中高大に出向き野球キャラバンを実施した。
D バリ島アグン山噴火に伴い、帰国が延期になったが、日本選手団から自主的に野球教室をもう一度やりましょうと『おかわり野球教室』を実施した。
E 昨年はインドネシアアマチュア野球連盟と野球普及に関わる提携を交わしたが、今年はインドネシア国家青年スポーツ省と提携を交わした。当省と提携することにより、インドネシア野球の更なる発展を迅速に行うことが狙い。

2.野球キャラバンの報告及び所感
【参加人数】
@体育大学(イキップ大学)約150名
Aバリ州サヌール ウィサタ中学校 約70名
Bバリ州公立第11デンパサール中学校 約50名
Cバリ州公立第5デンパサール高校 約30名
Dバリ州公立第2ウブン小学校、公立第8デンパサール中学校、公立第5デンパサール中学校、デンパサールウィジャヤ中学校、公立第8デンパサール高校 約100名。 合計約400名
【所感】
小学生・中学生の身体能力は高く、股関節や足首の柔らかさ、肘や肩のしなやかさが特にあると感じた。日本の場合は、すでに幼少期から野球ができる環境が整っているため、世界ランキング1位の実績に繋がっている。インドネシアでも幼少期から野球ができるのであれば、今後、日本のプロ球団に入団できる可能性を大いに感じた。
 参加者は、日本の高校や大学で学問やスポーツを学びたいと切実に語っていた。現在、日本の人口は減少傾向であるため、高校・大学の留学生がより増えることは良いことである。日本の教育及び文化、スポーツを学び日系企業に就職または母国に戻りスポーツやトレーニング、練習方法などを伝えていくことができれば、インドネシア国のスポーツは益々発展していくであろうし、スポーツを通じて日本文化をさらに世界へ伝えられることが期待できるであろう。

3.インドネシア国家青年スポーツ省への提案内容
@ 毎年最低1回、現地小学校、中学校、高校、大学等に訪問。
 【意図】インドネシア野球界を支える小学生や中学生、高校生に対して野球キャラバンを行い、野球の楽しさを伝えていく。大学は、教員を目指す大学生に対して野球を教え、赴任先で部活動や体育の授業で野球をしてもらい野球人口増加を目指す。
 今回実施した感想は、現在のインドネシアナショナルチームの選手は高校生から野球を始めているケースが多く、野球の動作に慣れていないと感じた。しかし、今回訪れた小中学生は野球歴3ヶ月未満であったが、素質は十分あると感じ、日本と同じように幼少期から野球をすることはできれば、将来楽しみな選手が数多くいた。
 また、大学生は非常に野球を楽しんでいた。一番喜んでいたのは学長であり、現地クラブチームのバリレッドソックスに対して定期的に野球指導をしてほしいと要望し、IKIP大学とバリレッドソックス(野中ナショナルチーム総監督がGMのクラブチーム)が野球指導の提携を交わすこととなった。
A 指導者育成プログラムの実施
具体的には、ナショナルチームクラスの選手や指導者を日本に招き、8月の約1ヶ月間、日本大学準硬式野球部の練習に参加し、指導者育成プログラムを実施する。(詳細は、別紙アジア交流基金申請書内に記載)
 【意図】指導者育成をして、習得した技術を母国で他の指導者へ広めていくことを目指す。
B 小中学校のクラブ活動、体育の授業に野球の導入。
 【意図】野球人口増加を目指す。
 すぐに全ての学校への導入は難しいが、例えば各州や強化したい地区への導入はしていくと回答があった。
C 職業野球の創設(詳細は、別紙アジア交流基金申請書内に記載)

4.帰国後・・・
 選手、わたしも含めSNSでインドネシア人とやりとりをしているが、ある中学生からは『今まで週1日しか練習していなかったけど、講義で言われたように毎日練習をすることが大事!を守っている!というようなメッセージが届いたり、野球をしている動画が送られてきて、遠隔野球教室を実施している。
 野球場の建設といったら大規模で中長期的な計画になるが、校庭や広場などにマウンドだけ作るなど簡易的な設備だけあれば野球ごっこもさらに盛り上がるであろうし、野球人口も増えるであろう。
 現地クラブチームの選手は奮闘している、各地区の小中高大学を廻り野球普及活動を率先して行っており、この活動が種をまき、現在野球人口は広がり、輪となっている。
 さらに、ランプン州の政府機関に務めている選手、西ジャワ州の教師から私の州もベースボールクリニックを実施してほしいとの要望があった。
 今後、東都大学準硬式野球連盟だけではすべて対応することは難しく、他地区の連盟に協力要請をしていかねばならないだろう。
以 上
2017 第2回日イ友好親善野球大会を終えて
東都大学準硬式野球選抜チーム
監 督 杉 山 智 広
 まず、本大会を御支援いただいた株式会社深谷組様をはじめ、各企業様に対して厚く御礼申し上げます。
 第1回大会から監督を務め、このインドネシア国との海外交流の発案者である私は、自らの思いや今後の展望も含め、以下のとおり感じています。
現在、IBAF(国際野球連盟)に加盟している国と地域は現在124ヶ国です。因みにサッカーは208、陸上競技は212、バスケットボールは214の国と地域が連盟に加盟しているため、野球という競技は世界的に見ると非常に人口が少ない競技です。このような現状において、2020年東京オリンピック以降も野球競技を存続させるためには、世界的な野球人口の増加が必須であり、大学準硬式野球界としても何かできないのかと考えた結果、私は、国際交流・野球後進国への普及活動を考えました。
 この普及活動とは、野球後進国で国際交流試合及び野球教室をすることで当連盟選手の競技力向上及び21世紀の時代にふさわしい国際感覚豊かな人材となることを目的とし、さらには、途上国に対する用具提供等の支援事業も行うことで、より野球普及に努めることが狙いです。また、両国の文化歴史的な背景を学び、21世紀を生きる世代の社会的貢献の必要性を実感させたい思いも含んでいます。
 また、東南アジア諸国においては雨季時期の豪雨量も多く、皮の硬式球の耐久度合いが低いこと、そして皮の硬式球購入に際しても国内では入手が困難なため、雨天では軟球を使用して練習をすることも多いのが実情です。このような状況下においては、今後ゴム製の準硬式球の普及が期待でき、単に野球の普及だけでなく、準硬式野球としての普及も可能と考えています。
 今回、第2回の大会を終えてみて、報告書にも記載したとおり、1回目、2回目共に、確実な成果が出ていると確信しています。 今大会は、インドネシアクラブチーム4チーム、日本チーム2チーム計6チームで試合を行いましたが、今後は他のASEAN諸国を巻き込んでの国際交流大会を実施できればと考えています。
以 上

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